AV作品を探していると、「ファン感謝祭」「ファン大感謝祭」といった言葉がタイトルに入っている作品を見かけることがあります。
特に有名なのがMOODYZの「ファン感謝祭 バコバコバスツアー」です。長く続いている企画だけに、「ファン感謝祭そのものが一つのシリーズなの?」「毎回同じ監督が作っているの?」と疑問に感じる方もいるでしょう。
結論からいうと、「ファン感謝祭」は特定メーカーだけが展開している一つの固定シリーズではありません。 MOODYZ、SODクリエイト、エスワンなど、複数のメーカーがそれぞれ「ファン感謝祭」「ファン大感謝祭」といった名称を使った作品を展開してきました。
一方で、MOODYZの「バコバコバスツアー」のように、ファン感謝祭という名称から長期シリーズへ発展した例もあります。
この記事では、AVにおける「ファン感謝祭」の意味から、メーカーごとの違い、代表的なシリーズ、監督との関係まで分かりやすく整理します。
AVの「ファン感謝祭」とは?

メーカー側がファンへの感謝を前面に出した大型企画として制作するケースがあり、一般参加者と出演女優を組み合わせた企画や、旅行・バスツアー形式、大人数の出演者を集めた特別作品など、通常作品とは異なるイベント性の高さが特徴となっています。
ただし、「ファン感謝祭」という言葉にAV業界共通の厳密な定義があるわけではありません。
実際に複数のメーカーが独自にこの名称を使用しているため、「ファン感謝祭=特定メーカーのシリーズ名」と考えるより、ファン参加や特別企画を打ち出す際に使われてきた名称と考えるほうが実態に近いでしょう。
「ファン感謝祭」は固定されたシリーズではない

「ファン感謝祭」という名前だけを見ると、一つのシリーズがメーカーを越えて続いているようにも見えます。しかし、実際にはメーカーごとに別の企画です。
代表的なものには、
MOODYZ「MOODYZファン感謝祭」
SODクリエイト「SODファン大感謝祭!」
エスワン「エスワンファン感謝祭」
などがあります。
さらに、kira☆kira、痴女ヘブン、本中、E-BODYなどでも、「ファン感謝祭」を冠した作品が展開されてきました。
つまり、「ファン感謝祭」という大きな企画コンセプトがあり、その中にメーカーごとの独立した作品・シリーズが存在すると整理すると分かりやすいでしょう。
最も有名な「MOODYZファン感謝祭 バコバコバスツアー」
ファン感謝祭系の作品を語るうえで特に重要なのが、MOODYZの「バコバコバスツアー」です。
調査資料では、2000年頃の「爆走!!バコバコ・バスの旅」までルーツをさかのぼることができ、2003年には「MOODYZファン感謝祭 バコバスリターンズ」が登場しています。
その後、「MOODYZファン感謝祭 バコバコバスツアー」として長期間にわたり展開されました。
バスツアーや宿泊を組み合わせ、多数の出演者が参加する大規模な構成がシリーズの特徴です。
2010年には10周年を掲げたスペシャル作品が登場し、2015年の作品はAV OPEN 2015で総合1位を獲得しました。
その後しばらく新作が途絶えた時期を挟みましたが、2024年には「AV男優発掘&育成スペシャル!!」として久々の新作が登場。2025年にも新作が発売され、2026年には25周年を掲げた大型作品が展開されています。
このように長い歴史があるため、**「ファン感謝祭といえばバコバコバスツアー」**というイメージを持つ人がいても不思議ではありません。
ただし、バコバコバスツアーはあくまでMOODYZが展開するファン感謝祭企画であり、「ファン感謝祭」という名称そのものを指しているわけではありません。
MOODYZは同じ監督が作っている?
監督についても興味深い特徴があります。
調査資料によると、MOODYZのバコバコバスツアーでは、2000年代から2010年頃までモヒカルが主力監督を務め、その後は「らくだ」が中心となっています。
つまり、一人の監督が最初から現在まで全作品を担当しているわけではありません。
一方で、長期間にわたって同じ監督が複数作品を担当する時期があるため、シリーズと監督の結び付きが比較的強い企画とはいえます。
長期シリーズでは、作品の基本コンセプトを維持しながら担当監督が世代交代していくケースがあることが分かります。
SODクリエイトの「SODファン大感謝祭!」
SODクリエイトでも「SODファン大感謝祭!」を冠した作品が制作されています。
2016年頃にはバスツアー形式の大型企画が登場し、その後「SOD女子社員」を組み合わせたファン大感謝祭企画も展開されました。
2019年には総勢16名の女子社員が参加する1泊2日のバスツアー作品、2020年にはVRを利用した「SOD女子社員ファン大感謝祭」も登場しています。
MOODYZとの大きな違いは、「ファン感謝祭=一人の監督が長期間担当する一つの固定シリーズ」という形ではないことです。
調査資料ではアフロ高橋、矢澤レシーブなど複数の監督が確認されており、作品によって担当者が変わっています。
SODの場合は「ファンへの感謝をテーマにした大型企画」という位置づけが強いと考えたほうが分かりやすいでしょう。
エスワンにも「ファン感謝祭」がある
エスワン(S1 NO.1 STYLE)にも「エスワンファン感謝祭」と呼ばれる作品群があります。
2016年には小島みなみを起用したファン感謝祭作品が確認でき、翌2017年にも小島みなみ出演の企画が制作されています。
その後も夕美しおん、槙いずな、小日向みゆうなど、それぞれの出演者を中心としたファン向け企画が登場しています。
エスワンの場合、MOODYZのバコバコバスツアーとは少し方向性が異なり、特定の専属女優や人気女優を中心に据えたファン感謝企画が多いのが特徴です。
監督も固定ではなく、らくだ、ZAMPA、TAKE-Dなど複数の監督が担当しています。
そのため、「エスワンファン感謝祭」という名称が共通していても、すべてが同じ監督・同じ内容で作られているわけではありません。
「ファン感謝祭」と「素人参加企画」は同じ?

両者は一般参加者が作品に登場する点では共通していますが、「ファン感謝祭」ではメーカーや出演者を応援しているファンへの特別企画という見せ方が強調される傾向があります。
また、バスツアー、旅行、ゲーム、イベントなどを組み合わせ、一つの大規模イベントとして構成される作品もあります。
一方、「素人参加」は出演者の属性を示す言葉として幅広く使用されるため、必ずしもメーカーの記念企画やファン向けイベントとは限りません。
したがって、すべての素人参加作品を「ファン感謝祭」と呼ぶことはできません。
ファン感謝祭は同じ監督が担当するシリーズなのか?
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MOODYZのバコバコバスツアーでは、モヒカルから「らくだ」へと中心となる監督が変化しながら、同じ監督が複数作品を継続して担当する傾向が見られます。
一方、SODクリエイトやエスワンでは複数の監督がファン感謝祭作品を担当しています。
つまり、「ファン感謝祭」という企画そのものと特定の監督が結び付いているわけではありません。
メーカーが企画を立ち上げ、その作品やシリーズごとに監督が起用されるという理解が適切です。
なぜ「ファン感謝祭」がシリーズ名のように見えるのか
混乱する最大の理由は、MOODYZのバコバコバスツアーが非常に長期間展開されているためでしょう。
「MOODYZファン感謝祭」という名称を冠した作品が繰り返し登場し、その中でもバコバコバスツアーが長期化しました。
そのため、「ファン感謝祭」という言葉そのものがシリーズ名のように見えます。
しかし業界全体を見ると、SODクリエイトやエスワンをはじめ、複数メーカーが同様の名称を使用しています。
「ファン感謝祭」は大きな企画コンセプト、「バコバコバスツアー」などがメーカー独自のシリーズと考えると整理しやすくなります。
まとめ|ファン感謝祭はメーカーごとに異なる企画
AVにおける「ファン感謝祭」は、一つのメーカーや監督だけが展開している固定シリーズではありません。
複数のメーカーがファン向けの特別企画として「ファン感謝祭」「ファン大感謝祭」という名称を使用してきました。
その中でも特に長い歴史を持つ代表例が、MOODYZの「MOODYZファン感謝祭 バコバコバスツアー」です。
MOODYZでは同じ監督が一定期間シリーズを継続して担当するケースが見られる一方、SODクリエイトやエスワンでは作品によって監督が異なります。
そのため作品を探す際には、単に「ファン感謝祭」という名称だけを見るのではなく、メーカー・シリーズ名・出演者・監督まで確認すると、それぞれの企画の違いが分かりやすくなります。
長年続く大型シリーズを知りたいならMOODYZの「バコバコバスツアー」、SOD独自の企画を楽しみたいなら「SODファン大感謝祭」、特定の人気女優を中心とした企画を探したいなら「エスワンファン感謝祭」というように、メーカーごとの特徴から作品を探してみるのも一つの方法です。
ファン参加型企画の代表例として、MOODYZの「バコバコバスツアー」の特徴も詳しく解説しています。